当センター研究員が(公社)日本水環境学会「2024年度技術賞」を受賞しました!
当センターの佐藤祐一専門研究員が大学や民間企業と開発・運用してきた技術「陸域-湖内流動-湖内生態系を結合した湖沼流域水物質循環モデルの構築と政策活用」が水環境分野で国内最大数(約2,000人)の会員が所属する(公社)日本水環境学会の「2024年度技術賞」を受賞しました。
1. 日本水環境学会 技術賞について
同賞は水環境に関する調査研究または水環境技術に関して顕著な功績をなした個人または団体に授与されます。選考にあたっては、技術の新規性や実績等を加味して総合的に判断されます。
2. 受賞理由について
平成17年度(2005年度)より、琵琶湖とその流域における水質や生態系の状況をコンピューター上で再現・予測できる「琵琶湖流域水物質循環モデル」を構築し、滋賀県や国における様々な水環境保全政策の形成に貢献してきました。今般、これらの技術の開発と実績が認められ、受賞する運びとなりました。
詳細な研究内容についてはこちらを参照ください。
3. 共同研究・受賞者(敬称略)
佐藤祐一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)
上原浩 (パシフィックコンサルタンツ株式会社)
永禮英明(岡山大学)
小松英司(株式会社環境創生科学研究所)
(左から2番目)受賞した佐藤祐一専門研究員