研究担当職員
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職員名 | 金 再奎 |
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部門 | 総合解析部門 |
役職/担当係 | 持続可能社会・ 琵琶湖流域係 |
役職(詳細) | 総括研究員兼係長 |
専門分野 | 環境システム工学 |
センターでの研究テーマ |
・ ネットゼロ社会実現にむけた自然資本活用のための地域づくりに関する研究(2023~) ・ 気候変動に対応する持続可能な社会にむけた戦略的シナリオに関する研究(2020~2022) ・ 豊かさを実感できる持続可能な滋賀の将来像と その社会実装支援に関する研究 (2017~) ・ 持続可能な琵琶湖・滋賀の社会像とその実現手法に関する研究(2014~2016) ・ 持続可能な社会システムに関する政策課題研究(2005~2013) ・ 琵琶湖流域管理システムに関する政策課題研究(2007~2013) ・ 微量化学物質の初期リスク評価手法に関する研究(2005~2007) ・ 滋賀県における資源循環型社会システムの形成に関する研究(2005~2007) ・ 琵琶湖の流域管理のための分析システムの構築に関する研究(2005~2007) |
外部研究プロジェクト等への参加 |
・ 環境省環境研究総合推進費戦略的研究開発課題(S-21)「生物多様性と社会経済的要因の統合評価モデルの構築と社会適用に関する研究(2023.4~)」、研究分担者 ・ 科学研究費助成事業基盤C 「将来社会ビジョンの実現に向けた住民参加型地域社会モデルデザイン手法の開発 (2017.4~2020.3)」、研究分担者 ・ 気候変動適応策・緩和策に関する統合的シナリオづくりの基礎調査(法政大学、2017.6~) ・ 環境省低炭素社会づくり推進費「2050年再生可能エネルギー等分散型エネルギー普及可能性検証検討(2012.10~2014.3)」 ・ 科学技術振興機構(JST)研究開発プロジェクト「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会(2008.10~2012.3)」 ・ 環境省環境経済の政策研究「環境・地域経済両立型の内生的地域格差是正と地域雇用創出、その施策実施に関する研究(2011.10)」 |
略歴 |
・ 2005年 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター総合解析部門勤務 ・ 2003年 京都大学にて博士号(工学)取得「博士論文: 流域社会の持続可能性指標の提案とそれに基づく水環境管理の方向性に関する研究」 ・ 2002年 国立環境研究所 ポスドク研究員、「化学物質の初期リスク評価」 ・ 1998年4月留学生として来日 ・ 1970年韓国、大邱市生まれ |
主な著書・論文 |
・ 金再奎・岩川貴志・松井亜紀(2023):再生可能エネルギーの地域立脚性に関する考察:事業主体と災害リスクの観点から、環境情報科学学術研究論文集37、pp.294-299. ・ 金再奎・田中愛子・芳賀智宏・松井孝典・岩川貴志・木村道徳・五味馨(2023):社会実装を見据えた脱炭素・ネイチャーポジティブ社会シナリオの作成とその課題、第51回環境システム研究論文発表会 ・ 金再奎(2023)自然災害発生時の再生可能エネルギーの活用可能性、文化誌「近江学」第14号、pp.11~22、サンライズ出版 ・ 田中愛子・芳賀智宏・松井孝典・金再奎・岩川貴志・木村道徳・五味馨(2023):カーボンニュートラルとネイチャーポジティブ同時達成に向けた社会・経済統合評価モデルのモジュール開発、2023年度環境情報科学研究発表大会 ・ 金再奎・岩川貴志・清水泰行・佐子都・山口美知子・上田洋平(2022)持続可能な地域社会実現のための事業者認証制度の設計と実装-東近江市「近江匠人」認証制度を事例として-、環境情報科学学術研究論文集36、pp.203-208. ・ 金再奎・岩川貴志・越智雄輝・木村道徳・馬場健司(2022)地域における生活者目線での脱炭素社会実現シナリオの構築手法-滋賀県を事例として-、環境科学会誌35(4)、pp.199-212. ・ 金再奎(2022)持続可能な社会と地域創生そして祭り、文化誌「近江学」第13号、pp.4~17、サンライズ出版 ・金再奎(2022)持続可能な社会と地域創生そして祭り、文化誌「近江学」第13号、サンライズ出版 ・金 再奎、岩川 貴志、木村 道徳、松井 孝典、齊藤 修、堀 啓子、芳賀 智宏(2021)自然を基盤とする解決策としての木質バイオマスエネルギー利用シナリオの評価、環境情報科学学術研究論文集 35、pp.131~136. ・金再奎、内藤正明(2020)源流での暮らしの再発見-自然と共生した暮らしの再生―、近江学第12号、pp.5~17、サンライズ出版 ・ Keiko Hori, Jaegyu Kim, Reina Kawase, Michinori Kimura, Takanori Matsui, Takashi Machimura (2019) Local Energy System Design Support using a Renewable Energy MixMulti-objective Optimization Model and a Co-Creative Optimization Process, Renewable Energy, Elsevier, RENE-D-19-01432R1,pp.1-14, publication ・内藤正明、嘉田由紀子(2018)滋賀県発! 持続可能社会への挑戦-科学と政策をつなぐ-、昭和堂出版(第Ⅱ部「真の持続可能社会をめざす「滋賀モデル」」共同執筆) ・堀啓子、金再奎、木村道徳、河瀬玲奈、松井孝典、町村尚(2018)再生可能エネルギーミックス多目的最適化モデルと共創的最適化プロセスによる地域エネルギーシステムの共創的な設計支援手法の提案~滋賀県高島市のケーススタディ~、第46回環境システム研究論文講演集、pp.279~288. ・ 金再奎、岩川貴志、内藤正明(2017) 市民協働による地域の将来像作成と実現のための進捗管理の手法ーエビデンスに基づく合意形成・地方創生プラン作りー、日本オペレーションズ・リサーチ学会、2017(5)、279-286 ・ 岩川貴志、金再奎、内藤正明(2016)ー持続可能な社会システムに関する研究の地域政策への適用―滋賀県東近江市での事例より―、環境科学会誌29(2)、87-96 ・ 金 再奎、岩川 貴志、内藤 正明(2015) 市民意識の定量化に基づく持続可能社会の将来像の描出とその実現ロードマップ-地域情報システムの活用による新たな指標作り-、環境科学会誌、28(1)、pp.50-62. ・ 内藤正明、金再奎(2013)地域からの持続可能社会づくり」- 地域の持つ意義といくつかの事例- 、北海道東北地域経済総合研究所機関誌「NETT」、pp.2-4 ・ 金 再奎、内藤正明(2012)地域からの持続可能社会づくり、埼玉環境検査研究協会誌、Vol.136、pp.1-6 ・ 金 再奎、岩川貴志、五味馨、島田幸司、内藤正明(2011)滋賀をモデルとする持続可能な社会づくり、資源環境対策、Vol.47、No.6、pp.60-67 ・ 五味馨、金再奎、松岡譲(2011)地方自治体における費用負担を考慮した低炭素社会へのロードマップ構築手法の開発、土木学会論文集 G(環境システム研究論文集 第39巻), Vol. 67, No. 6, pp II_225-II_234 ・ 佐藤祐一、小松 英司、永禮 英明、上原 浩、湯浅 岳史、大久保 卓也、岡本 高弘、金 再奎(2011)陸域-湖内流動-湖内生態系を結合した琵琶湖流域水物質循環モデルの構築とその検証、水環境学会誌 34(9), 125-141 ・ 内藤正明、金再奎(2010)地域からの持続可能社会づくり-滋賀の実践例-、環境科学会誌23(3)、pp.222-230 |
学会・研究会での発表等 |
・ 金再奎、岩川貴志、松井亜紀(2022)再生可能エネルギーの自然災害発生時の活用可能性について-滋賀県の事例より-、環境科学会2022年会講演要旨集、p.147 ・ 岩川貴志、金再奎(2022)再生可能エネルギーが地域経済循環にもたらす影響について-設備所在地と事業者所在地の関係性からみた分析-、環境科学会2022年会講演要旨集,p.146 ・金 再奎、木村道徳、河瀬玲奈、岩川貴志、馬場健司(2019) 市民参加型による低炭素かつ気候変動に適応した地域社会のシナリオ作成-滋賀県高島市の事例-、環境科学会2019年会講演集 ・金再奎(2015)持続可能な社会の実現に向けた農林水産業における 将来ビジョンと実現ロードマップの構築手法、日本農作業学会、2015年秋季大会 ・金 再奎(2014)市民参画による持続可能な社会の将来ビジョンとその実現ロードマップづくり~滋賀県東近江市を対象として~、環境省、国際連合大学サステイナビリィ高等研究所共同シンポジウム「パートナシップによる持続可能な地域づくり~持続可能な開発目標(SDGs)を通してみる世界と日本、pp.2-39 ・Jaegyu Kim(2013) Making a Vision and Roadmap to Realize Sustainable Society with Citizen Participation:A Case Study of Higashiomi City, Shiga Pref., International Environment Conference“Green Start”, pp.12-27. ・金 再奎(2013)滋賀をモデルとする自然共生社会の将来像とその実現手法-東近江市の事例-、独立行政法人科学技術振興機構(JST)戦略提言シンポジウム「地域が元気になる脱温暖化社会を!」、p.30 ・Jaegyu Kim(2012) Water Quality and Water Resource Managementof Lake Biwa and Yodo River Basin, Water Expo Conference korea, pp.2-43. ・Jagyu Kim(2012) Water Quality and Water Resource Management of Lake Biwa, Daechung Lake Conservation Center International Conference, in korea, pp.15-30. ・金 再奎、岩川貴志、山本淳(2012)地域が主役の持続可能社会のシナリオづくりー東近江市環境円卓会議からの提案ー、日本農業気象学会2012年全国大会、p.30 ・Takuya Okubo and Jaegyu Kim(2011) Water quality issues due to the constructions of estuary barrages in Japan、Korea Environment Institute International Water Symposium on "Water Security & Cities of the Future" ・金 再奎、岩川貴志、内藤正明(2011)滋賀をモデルとする自然共生社会の将来像とその実現手法、JST「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」シンポジウム、p.45 ・金 再奎、岩川貴志(2011)市民参画による持続可能社会の将来ビジョンと実現ロードマップの作成~東近江市の事例~、日本公共政策学会講演論文集、p.42 ・金再奎(2009)滋賀県における持続可能社会シナリオの構築、生態学会、第56回日本生態学会盛岡大会、p.412 |
審議会委員等 |
【委員等】 ・ 高島市シンボル等制定委員会委員(2023~) ・ 近江八幡市脱炭素推進協議会委員(2022~) ・ 近江八幡市環境審議会委員(2022~) ・ 公益財団法人東近江三方よし基金、理事(2017~) ・ 東近江市環境円卓会議委員(2015~) ・ 滋賀県東近江市環境審議会委員(2014~)
【研究成果の行政への反映】 ・ 近江八幡市脱炭素ビジョン2050(2024年策定) ・ 高島市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(2024年3月策定) ・ 滋賀県CO2ネットゼロ社会推進計画(2022年3月策定) ・ 滋賀県低炭素社会づくり推進計画の改定(2017年3月策定) ・ 東近江市第2次環境基本計画の策定(東近江市、2017年3月) ・「2030年東近江市の将来像」策定(東近江市、2011) ・「滋賀県交通ビジョン」策定(滋賀県、2011) ・「滋賀県低炭素社会づくり推進条例」制定(滋賀県、2011) ・「滋賀県低炭素社会づくり推進計画」策定(滋賀県、2010) ・「滋賀県低炭素社会実現のための工程表」策定(滋賀県、2009) ・「持続可能な滋賀社会ビジョン」策定(滋賀県、2008) ・「高島市省エネルギービジョン」策定(高島市、2007) ・「高島市新エネルギービジョン」策定(高島市、2006) |
講義・指導等 |
【大学等での講義】 ・成安造形大学 招聘教授(2020年~) ・ 滋賀県立大学環境科学部「環境行政論」講師(2007年~) 【指導等】 ・ 近江八幡市脱炭素社会づくり推進協議会委員(近江八幡市、2022年~) ・ 高島市まちづくり推進会議アドバイザー(高島市、2017年~) ・ たかしま・未来・円卓会議(たかしま市民共同交流センター、2013~2014) ・ ひがしおうみ環境円卓会議(東近江市生活環境課、2009~2011) |
ひと言 |