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世界で最も稠密な人口密度をもつインドネシアの首都ジャカルタは国士面積のわずか7%をしめるジャワ島の西端に位置します。ここから南東へ百数十キロ、車で4、5時間のところに世界最大の人口密度をもつ都市バンドン(人口200万、人口密度1200人/km2)があります。このバンドンを流域内にもち、南東から北西方向へ流下し、ジャワ海に注ぐのが流域面積6000km2(琵琶湖集水域の約2倍)のチタラム川で、この川に建設された、または計画中の5つのダムの最上流に位置するのがサグリンダムです。
サグリンダムは1985年インドネシア電力公社によって建設開始されたロックフィルダムで、高水位は標高643mに位置し、ダムサイトにおける水深約100m、貯水量約10億㎥(琵琶湖南湖の5倍)、湖水面積55ku(南湖とほぼ同じ)です。ダムによる発電規模は当初700メガワット(天ヶ瀬ダムの約80%弱)、最終的には1400メガワットです。この水域の開発はインドネシアの国土開発計画の一環として1960年代に開始され、サグリンダム自体は1988年に完成しました。 |