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お知らせ & トピックス

お知らせ

●第7回水と生活講演会を開催します

今年は立松和平さんのお話し「わたしの 水紀行」です。

日 時 1989年8月7日(月) 午後2時〜4時
場 所 琵琶湖研究所ホール (入場無料)

立松和平 : 1947年宇都宮 市生まれ。作家。主な作品に「釧路湿原」、「火の車」、「ヤポネシアの旅」、「遠雷」など。テレビ朝日ニュースステーション「心と感動の旅」でも活躍中。


立松和平

 

●オウミア専用ファイルプレゼントします

ご希望の方は、住所氏名を明記のうえ、葉書で申しこんでください。先着80名の方に無料でさしあげます。宛先は、琵琶湖研究所広報室まで。

 

●人事異動(4月1日付け)

《着任》 次長=村井美治、
主査=森島正行
《転出》 中森武(秘書課へ)、
木戸靖夫(総務課へ)

 

トピックス ―噴砂現象―

 琵琶湖の中には、たくさんの湖底遺跡があります。その内の一つ、新旭町沖の針江浜遺跡では、地震でできた噴砂の生々しい痕が残されています。
 水を含んだ砂層が、大きな地震で揺すられると、砂どうしの接触がゆるんで液状化し、地上に噴き出してきます。この現象を噴砂といいます。

 1974年の新潟地震(M7.5)でも、また1983年の日本海中部地震(M7.7)のときも噴砂現象が現れました。地盤がゆるんで、建物が沈みこんでしまうなど大災害が起きています。
 針江浜遺跡は、湖岸から200mあたりの湖底にあります。周囲を矢板で囲み、水を抜いて、大がかりな調査を行いました。第一次発掘調査では、幅1.4m〜2mの噴砂が南北方向に30m広がっているのが発見されています。およそ2200年前(弥生中期)の大地震でできたものといわれています。第二次調査でも、この噴砂は100m以上にわたっていることがわかりました。図は、第二次調査地点の噴砂の断面図です。幅10〜15cmの砂柱が、地面を垂直に引き裂いています。また噴砂底部には礫が多く、上にいくほど細かい砂になっています。発掘現場の東側壁面では、厚さ2mの粘土層を突き破る噴砂が観察され、地震のすさまじさを物語っています。

湖底に残された噴砂の跡

 

    
 
噴砂断面図

 

 琵琶湖周辺には活断層がいくつも走っていて、たびたび地震を引き起こしていますが、湖底遺跡の成因も、この地震と深い関係があるともいわれています。それにしても、突然地震に襲われた人々の驚きはいかほどのものだったでしよう。



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